改めて、インターネットが顔の見えないメディアであることのメリット、デメリットについて考えてみるに、私は顔が見えないこと自体によるメリットはやはり考えにくいのではないかと思います。匿名性ゆえの無責任さなど、圧倒的にデメリットのほうが大きいでしょう。
しかしだからといって共認形成のツールとして不十分であると考えるのではなく、インターネットはそもそも物理的空間に制約されないメディアであるがゆえに(それが最大のメリットなのですが)、「顔が見えない」という特性を持っているわけですから、メリット、デメリットではなくそれを前提に可能性を探っていったほうが生産的な議論ができると思います。
その可能性とは、ひとつは越見さんや小松さんのいわれる「観念共認」の可能性、そしてもうひとつは実用価値のあるものを皆で創り出していく可能性であると思います。実用価値のあるものというのは、一例を挙げるとすれば、Linuxの成功が思い浮かびます。
| 岩井裕介 |
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