2012年8月27日月曜日

「○サイト」の「○サイト」たる所以とは?

このサイトの「○サイト」で紹介されているいくつかのページの掲示板を覗いてみた。

選ばれたサイトとして、内容的に優れたものを持っているのは当然として、今回注目したいのは、サイトの管理者の役割の重要性である。
すると、下記のような「○サイト」の名にふさわしい質の基盤がいくつか抽出できる。

一、レスが早く、かつ適切である。
 
これらのサイトの管理人のホスト精神にはめざましいものがある。
新しい投稿には、数時間のうちに、管理人からの丁寧なレスがつく。
それも、相手の立場(シリアスなのか、半分お遊びなのか)によって、レスの文体、スタンスをしっかり使い分けている。
つまり、有能な管理者は、いかに素早く頭を切り換えて、文章から相手のスタンスを見抜き、適切な文章を作る能力が不可欠であることがわかる。

二、切り口が鋭い

投稿者が生半可な理屈をこねた投稿をすると、逆につっこまれていることが多い。(特に社会系のサイトでこの傾向が顕著である。)
下手に、筋立ての甘い、論点のずれた投稿をすると、「果たして、そうでしょうか?」と、論理的な反撃がくる。
しかも、相手を刺激しない、論理の矛盾の指摘であり、なおかつ、かなりの知識を持った人物であるから、事実的例証を加えてくるから、説得力が高い。
この反応の確かさは、一朝一夕では身に付かない。
掲示板世界での論争の経験から身につけた、攻守の技なのだろう。
(つまり、何らかのテーマで、自分でサイトを持っていると言うことは、その道の「達人」だからこそ可能なのであり、参加者に比べれば、概して「先人」の立場なのである。
逆に言えば、サイトに参加するときには、偉そうに付け焼き刃の知識で屁理屈をこねるよりも、むしろ丁寧に教えを請うぐらいのスタンスでなければならないということだ。)

三、責任意識の高さ

上記のような行動の背景には、自分の掲示板のこまめなチェックが必要であろう。
それを、自分の「務め」として課しているのだろう。
考えれば、今新しいサイトが乱立するネットワーク世界は、まさに群雄割拠の戦国時代である。
あらゆるサイトが、この生き残りの勝負に勝つために、鎬を削っている。
つまり、サイトの管理者とは、自分のサイトという城で戦う、いわば一国一城の主である。
その意味では、やってきた「客」は絶対逃さない、ある種の責任意識の高さが伺える。
勝ち残るサイト管理者には、ある種、営業マン的な素養=客を貪欲に獲得していく闘争意識が必要なのだろう。

阪本剛

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